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私はすさまじいほどのコミュ障です。

たとえばオンリーイベントに行くと、作者さんのことをよく知っていても、話しかけることすら出来ず、ひたすらオロオロしています。ほぼほぼ無言でお金を出して、蚊の鳴くような声で、がんばってくださいとひと言出すのが関の山。顔を合わせたことのある知人が出展したとなると、今度は変装までする念の入りよう。人が嫌いなのではなく、自分を知る人以外の人とお話するのが単純にめちゃくちゃ怖いのです。10代の頃は、そうでもなかったんだけどなあ。

だから。感想を出すのは勇気のいることで。お前の能力云々ではないのだから。勝手に判断して、突然ひょいっといなくなるのは、応援してた人や応援しようとしてた人にも失礼やろと言われまして。身内にも言われてたんですが、それを読者さんに改めて言われるとね。それは素直にそうやなって。

なので、そこは言い訳するつもりもないです。いきなりの凍結、精神的に苦しかったとはいえ、ごめんなさい。

商業作家やってると、数限りはありますがそれでも色々な感想をいただきます。中には自分の本が刻まれて送られてくることもあったし、思いもつかなかった考察集（むしろいくつかを公式設定としたい）だったり。バレンタインのチョコだったり、生誕祭でイラスト頂いたり。

でも、公の場所ではお返事出来ないし、うわべ以上の交流も出来ないのです。それにSNSで本音を書いたり、次の構想とか設定にまつわることとかも、言えません。漫画家さんはSNSをやられていることが多いけれど、文字書きが商業ネームでのSNSを頻繁にガンガン出来ないのには理由があって…………。文字書きは、デジタルであろうとも文字自体が売り物であって、ひょいとキャラのことを話そうものなら、公式設定と認定されてしまう。まして、私のような話下手だと、何言いだすかわからん。ってのがあって。

なかには、仲良くなりたいと接してくれる方もいらっしゃるけれど、それは私個人ではなくて、作品という名のフィルタを通した私なのかも知れない。そこにあるのは自惚れと猜疑心。叩かれるのは向上心。

いまとなれば、心底疲れていたのだと思います。好きなものを…好きなだけ……やらしてくれ……。横並びで…話させてくれ……。取材という名の元に、別の仕事も頑張るから。二次創作書くときは、時間もかけないし、原稿ベースにまで落とし込まないから。せめて、ほんまに読んでくれている人と、なんらかのキャッチボールしながら書かせてくれ……。私の願いはそれだけで、結果的にそれが叶わなかったから、感情的にキレた私は無様を晒してしまったわけです。許されないのなら、それも致し方ない。

依頼には色々あります。○○みたいな感じで○○さんみたいな作風で、と指定されることもままある。じゃあ本人に頼んだらどないだ？本出します→出版社の人がホイホイと編集してくれて、ポンと出してくれる→印税生活！ではなくて。グループ仕事も多い。設定担当、本文担当、ウェブ小説担当、うんたらかんたら、みたいなね。全部スケジュールが決まっているから、私みたいな社会不適合者にはマネージャーがいる。むしろ必須。グループの中の一人が、絵師さんと大ゲンカして、突然抜けたなんてことも、あったかなー。

だから、感想もね。全員向けのものであって、誰担なのかよくわからんな！みたいな感じで、飢えてたには飢えてました。なにがいいのかわからんわ！みたいな心持ちになって、サツバツとしていたし。

サツバツとした気持ちで、二次創作やったらあかんというのを今回学びました。それは違うぜと否定されても仕方ないけれど、せやったら感想言わせたるわ！みたいな気持ちを持ってないと、やってけないものはどこかにあるし、持ってないと既にやっていけなくなっている。間違いであっても。

他の作家のみなさんのことが……。羨ましいと思っていました。少なくとも、たのしそうだ。考えるべきところを考え、切り捨てるべきを切り捨てられる。たとえばクリアリを書きたいのなら、クリアリ以外のことなんか考えてもしゃーないんです。私はそれをやると、途端に頭がエラーを吐いてしまう。それは純粋に、いままでに自力で叩き込んで叩き込まれた職業病だけであって、当然なんの優越感もない。たのしそうだと羨む一方、職業病で、私はどんどんエラーを吐く。

なぜだ、くるしい。ものを作っている以上、誰しも、多かれ少なかれのくるしみを持っているはずなのにな？私は自力で商業の道に来たのに、ここでも胸を張れず。やればやるほど嘲笑されている気になるのは何故だろう。そうか、劣等感だ。

なんかね。こんな感想いただいたこともありました。「プロの方に私ごときが」という文章から始まった感想に、説明のつかない羞恥心とかで、ゴロンゴロンする私がいましたよ。言わなきゃ良かったのか。でも言わなきゃ感想をいただきたい本音が通じない。なんだこれはゴロンゴロン。そうか、私は場を乱しているのかも知れない…………！世の中にはそれだけで萎縮してしまう人もいるであろう、しかし邪魔をしたいわけじゃなくて、テクニックやアプローチや設定だのとは全く違う部分で、一言では決して言い表せない劣等感を私は持っているのです、などと言っても仕方ねーし。詮無きことだ。

ゴロンゴロンは続く。

ヒトサマの邪魔立てはしないが、やるからには闘う。それくらいの気概はあって。もうその頃から、私は社会不適合レベルのコミュ障で、ダメ人間でありながら、己の文章でしか闘えないし闘ってないと精神的にしぬ物書きだという、めんどくさい矛盾に気付くわけです。

やるからには、私は新宿でひと暴れするくらいの気概ではいるのにな。……ただ、これだけは言わせてください。たとえば、いけしゃあしゃあと、私がアリーナです！なんて、死んでも言えないくらいには姫さまが好きだし、クリフトは私が書くの！とか、あってはならねー。

他の人が言うたり、強権発動して広告代理店経由で手を出すのも構わんよ、勝手にせえや。公式に扱われ浮かれるがいい。ただし自分がそこに手を出すのは別。聖域に足を踏み入れるからには、テメェの順序はキッチリ踏んで、沼の人たちの心意気を理解してから、心中するつもりで沈んでやると思う程度には愛はあるぞ？これが私なりの愛ですよ。

読んでくれる人に、キャラ全員に対しての愛を示すのは当然だろう？玄関で靴脱ぐ以前の基本やろ。あの世界のNPCや山のドット絵ひとつに愛を注ぐのも、訪ねた先の家の人に玄関先で頭下げる以上の基本やろ。新宿でDQ4関連のことで暴れるってな、私の中ではそれでも全然足りないのだよ。私にとって、好きな二次創作をやるって、そんくらいの気概。ポッと出のコネとネームバリューのみが炸裂の強権発動？そんなのはDQに限らず、何度となく見てきたけれど、メーカーにとって何が大事なのか、ファンにとって大事なところはなんなのか。そこを無視する行為は、たとえ公式が採用したものであろうとも、心の底から、本当に、大嫌いだ！ ……公式のいい加減さも、ある意味で知っているがゆえに！

いてつくはどうを自分にかける（ほんきで）

自分でも歪んでるなあ、とは思う。思うが、これもしかたないな。物書きになった、きっかけやけんね。それでつらい目にもあったし、嬉しいこともあったし、しゃーない。

さて。凍結の話ですが。結論からいうと、舌の根乾かぬうちの凍結解除です。ちょっとクールダウンは必要だし、頻度も下げます。私の設定の良いところは「いくらでも引き出しを作れる」ことであり、悪い点は「一度書いたら、同じ世界線で二度書けない」ことです。みんなそうかな。

キャラ全員に愛を注ぐのが、私の中で崩せぬ基本形態であるとすると、当然ながら戦闘面だの心理面だので、ご苦労をかけるという必須事項があり。なんとなくエンディング後とかオープニング直後とかの、ホンワカしたものだけを書けなくはなってしまう。そこは縛りプレイですよね。縛りがある以上、特に書きたくなくても、必須である以上書くこともあるし。何度も念押しさせていただきますが、基本形態が違うし、他の作家さんに対しての強要心は微塵もなくて。

みなさんの作品は、拝見させていただいていて……。感想求むと言われていたら、友好関係など一切関係なく、匿名であっても謎言語で送らせていただいております。意味不明なことを言っていたら、私を疑っていただきたいし、イベントでも緊張から笑顔もなく小声でしか話さず、眼が泳いでるやつがいたら、それは私です。今後も行ったとか一切言わないからな！

リツイートをするとかいいねとか。しろと言われるほうがやりやすいと感じてしまうのです。お前のTLにいる他の沼の住人にも見せてやってくれ！あわよくばシンパを増やしたいので加勢しろ、沼住民増やすぞ！と言われたら、最大射程でやります。私の沼は、DQ沼以外には、主婦層、アトラスやよろずジャンル、株やってる人、サッカー沼、秋葉原や神保町に棲み半分二次元に足を突っ込んでいる民、ゲームライター、シナリオライター、作家、漫画家、イラストレーター諸々です。ちょっと物書きの方やメーカーの人は裏垢だったり鍵だったりするけど、ご利用ください、または公式から目を離して欲しい方はお声がけくだされば、最大限配慮します。

沼住民を増やさなきゃ、考慮もされないこんな世の中じゃぽいずん。える知っているか？やつらは、すうじがすべてなのだ。すうじによわい。ゆえに、すうじにまどわされやすい。やつらは霞ではメシを食ってないから、すうじがなければ、好意とか配慮とかはいっさいされないのだ。

つぎのさくひん、またつぎのつぎのさくひんのために。いいかい？ほりいさんも歳を取る。げんじつを、わすれたらいけないのだ。つぎのせきにんしゃが誰になるのかはしらないが、なんだかぞんざいな扱いを……DQ4のキャラにしないとは、かぎらないのだよ？ちがうと嘆くのは、煙草に火をつけるより簡単だがな。すまんが私はヒーローズでかなり嘆いて挫けてた。しかしヒーローズ2も買ったし、三周はした。個別に音声切らせてくれ。どうしてもどうしても、技術的な意味で不快なキャラがおる。まるで、本職押しのけた芸人が吹き替えて、30分の特別番組でドヤってる洋画を観ているような感覚になる。誰得だ。見てんの知ってんだよ、スク○ニ社員！電○の言いなりになってくれるな、お願いだから。わかるけど、負けるなよ。

なまじクリフトがいいから、こまる。なんだよ、ベホマラーを唱えるなまらいい声。

この流れでいうのもタイミングが悪いですが、数字の話になったので。皆さんありがとうございます、皆さんのご協力のおかげで、新作はなんだか景気が良さそうです。本編であるというのもあるかもしれないけど、ちがうな、皆さんのおかげだ。

あの作品にはみっつ目標があって……。感想をいただくぞ？のほかに、沼の住民を増やす（あわよくば購入してもらう）のもありました。メーカーさんがよわいのが、再生数の次に購入報告なのは、痛いほど知ってる。そら、ゲームショウも恥を忍んでビジネスデーよ。対人恐怖症こじらせたコミュ障が出来るのは事後報告くらいだ……。ビジネスデーの理由？私にはどっちでもいいんだが、一般日より人少ないし、マクドでもサイゼでもまだ座れる。

一緒に行ってくれる、ゲームショウ仲間が欲しい。行って話してくれればそれで……。ひとりこわい。知らない人こわい。知ってても話す内容がズレてる気がする共通の話題持ってるひとがいい。コスプレの綺麗なおねいさんに、どうぞーってウチワ差し出されるだけでもビビる。でも平日だし……みなさんおいそがしい。あ、私、満遍なくブース回ってPV観て、たまに試遊して、物販見て販促物もらえたら、それで満足……。チケなら用意する……。書いてみて思ったけど、それは思い切り満喫コースっていうんやで。アルディのような、出演ステージあるのに、ずっと喫煙所でコーラ片手にマルボロ吸ってるような、やる気のない連れか、姫さまのような、きゃーきゃー言ってくれる子がいれば後ろに隠れられる……。姫さまは好きだけど下手くそやでモンハン。クリフトはアホみたいに上手いガンランス使いなのに、誘われないとやらんタイプやで……。PS4proを2台並べてやってて「姫さま、剥ぐの忘れてる」とか、言う。

はなしとんだ。可能性というものを……無限定に考えるのは愚かな行為だ。私は逆立ちをしても、コミュ強にはなれないし、ステキな絵も描けない。やれないことはないかもしれないが、世界というものは思い通りにはいかない。バラ色の世界など考えられないし、夢を見るのは混合に混合を重ねた、雑多な色の組み合わせで出来ていて、中には見るのに耐えないほど、汚い色もあるからだ。

アイドルやキャラを愛でるに、二種類の人がいるらしい。汚いものを見すぎたと感じたが為に、美しくて心地よいものだけを見ては心を浄化させる人。アイドルやキャラの小汚い部分を見い出しては「こんなに清いお前にも、闇があるのか……！」とシンパシーを覚えて、愛が芽生えるタイプ。私は確実に後者で、別に心の浄化など求めていないことに、20代の頃に気付いた。

そこには深い深い溝があり、流々と水が流れているから、飲み干して岸の向こうへ行くのは難しい。ただ、何故だろうか。愛に満ち溢れるキャラ絵を見ていれば、光と影は同価値であると思い知るし、そこに差はない。私がたまたま、影側に立つ人間なだけだ。光側のひとは決してこちらに来ることは出来ぬだろう、逆も然り。全てに愛されることは不可能、全てを愛するのも不可能。

したがって……。感想をいただいたらそりゃ嬉しい。私の最大の課題でありテーマでもある「確たる設定はあるが、同時に無いに等しい」を抱えているがゆえに、感想が無ければ無いで、また頭を捻ることでしょう。ラーメン屋の新作ラーメンみたいなもんだ。仕事とメシ以外のことで悩むのは、まっぴらごめんだと考えてはいたものの、こればかりはしかたない。

私を現世に留めてくれる物好きな人の一人に、スケジュールや資料なんかを管理してくれるマネージャーがおりまして。数々の所業の鬼畜ぶりに、ツイッターで私は愛を込めて「鬼」と称しておりますが。彼が言うには。

「……むかし、文豪という生き物は酒場で殴り合いの喧嘩をした。お前の作風は気に食わない。なんのことだ、便所のちり紙以下の思想の乱れぶりが、そのまま作風に出てるやつに言われたくないね、などと。そんな時代は終わったが、それにしてもお前の作風は、万人にはウケん。改めて知った良い機会だと思え。お前にはぬるま湯は似合わん。あのひと嫌いだと指を指され、敵がいるほうがいいんだよ。こっそりでも加勢してくれる人がいたら、そりゃ本気の物好きだし。光のDQ4書きがいるのなら、お前は影を極めるつもりでやればいい。影が濃ければ光は強くなる。光が強ければ逆のように。沼の住人を増やすんだろう？あの手この手を尽くして、デカくしてやる必要があるし……作家さんたちに対して、影響力や魅力は各々にあるのだと伝えていく必要がある。嫌われつつ伝道するのに矛盾が生じるは百も承知。ただし、俺はお前の活動の詳細を、知る由も術もない。……くれぐれも、金は取ってくれるな」

私は同人であろうが、お金が発生した場合はマネージャーを経由しなければならないルールになっているので、これからも全力で回避しますし、私の精神的なバランス調整の為に、最終稿形式では出しません。縛りが多いなあ！

新作を書くかどうか、本当は迷ったんですが。なんか、もっかい全員に会いたいなあと思いました。いままで書いたものは、その出来に関わらず、全てただの消費物だった。会いたいと思うことは人生において、一回も無かったから、不思議な感覚でした。

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